明後日のPMFウエルカムコンサート。
札響と弦楽器はPMFのメンバーも混じっての合同演奏会だ。
曲目はショスタコの5番
指揮は我らが忠さん。
・・とここまでは毎年の事でPMFの幕開けとなるのだが
明後日は
ライナー・キュッヒルさんがメンコンを弾く。
とかく
オーケストラ奏者というのは、ベルリンであろうがウィーンであろうが
オケプレーヤーとしては一流でも、ソリストとしては面白味がイマイチというのが一般的だ。
まあ、フルートの
パユ様などは例外中の例外だが、
ここでは一般的な話しとして聞いてほしい。
そして何が言いたいかというと、
ライナー・キュッヒルさんといえども期待はしてなかった。
特にウィーンフィルのコンマスともなると、伝統的なスタイルを守り続け
その中心ともなる人だ。
地味な演奏になるだろうし、協奏曲ともなるとコンマスの仕事とはまるでかけ離れる。
PMFのたびに毎年、もう何回も顔を見ているし、失礼だが普段着で歩いて
いるのを見かけても、とてもそんな人とは想像も付かない。
ととと・・ころが・・・
凄かったのだ

最初、ちょっと音程がよれよれになって、「ああやっぱり」なんて思ったのは
ほんの数秒、次第に力みがとれ・・いや一層熱くなってきて
「これだ〜

」というテンポ、しっかりと音楽の解釈がなされ
伝統に裏打ちされた、凄みまである一本通った解釈とでも言おうか
そしてなにより、こんなに合わせやすいメンコンは初めてだ。
オケの刻みや動きを的確に耳で捉え、どんどん引っ張っていく。
これぞコンマス、これぞ音楽家という感動的演奏が展開されてしまった。
世界に数え切れないほどいる超有名ソリストたちに聴かせたい。
そんな想いだった。
5日はショスタコも冴え渡るにちがいない内容で練習が今日終わった。
忠さんの棒は切れ味鋭くショスタコにぴったりとマッチしている。
期待して欲しい。

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- 2008/07/03(木) 17:48:22|
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